茨城県看護連盟は「届けよう看護の声を!私たちの未来へ」というスローガンのもと、現場で働く看護職の労働環境改善に向けて活動をしています。政治力を獲得して看護職の明るい未来を築きましょう!

会長あいさつ

茨城県看護連盟会長

ご挨拶

茨城県看護連盟 会長 山本かほる

令和5年の新年にあたりご挨拶を申し上げます。

会員の皆様には、日頃から連盟活動にご協力をいただき心より感謝申し上げます。

新型コロナウイルス感染症も4年目に入り、看護の現場で尽力されている看護職員の皆様に敬意を表し、心より感謝申し上げます。
 国内外の社会情勢におきましては、昨年2月からほぼ1年近く続くロシアによるウクライナ侵攻や安倍元首相事件、円安や物価高の影響など多くの人に不安を与えた出来事がありました。このような閉塞感のある社会を1日も早く回復の方向へ打破できる世の中にしたいものです。

昨年は、夏の第26回参議院選挙において会員の総力を挙げての応援により新人の「友納理緒さん」が初当選し、参議院議員として看護職のために一生懸命頑張ってくださっています。これからの活動がますます期待されます。さらに12月には県議選が執行され会員と共に応援協力をすることができました。当選した議員の皆様には引き続きのご支援ご協力をお願いいたします。

また、看護職にとって最大の課題であった看護職の処遇改善については、公的価格評価検討委員会において、令和4年2月~10月までは国からの補助金での対応、10月からは診療報酬上で「看護職員処遇改善評価料」が新設されました。現在のところ一定の役割を担う医療機関に勤務する看護職員の処遇改善がスタートしました。
 さらに、11月18日には、看護職国家公務員の医療職俸給表(三)の級別標準職表を改正する人事院規則が公布されました。医療職俸給表(三)は、多くの医療機関の看護職員の賃金に大きく影響を及ぼします。今回の見直しにより、医療機関の看護職員の役割に見合った賃金体系の導入と処遇改善が進むことが期待されます。
今後の動向を十分に注視してまいりましょう。

令和5年が、私達看護職にとって看護の未来が大きく展開する躍進の年になりますよう大いに期待しましょう!
 さらに、茨城県看護連盟は会員の皆様の現場の声を大切にして活動を進めてまいりますので皆様のご協力、ご支援をお願い申し上げましてご挨拶とさせていただきます。

令和5年2月吉日